吾輩の辞書

体験し、体感した言葉の編纂

栗 (くり)

クリ。

 

学名: Castanea crenata

 

ブナ科クリ属。

 

 

縄文時代から人々の暮らしに寄り添ってきたクリ。

実だけでなく、木材としても重要。

 

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クリの木というと。

 

大きな栗の木の下で。

が流れる。

 

あの歌は、元はイギリス民謡だそう。

 

クリの木は、特徴的なのでわりかし同定しやすい種だと思う。

 

樹皮はきっかりした感じ。←どんな日本語

 

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葉は細長くギザギザした感じ。

そして艶っとしている。

 

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春にはたくさん花が咲くし、秋には特徴的な実をつける。


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この時期はもう、田舎の道はクリだらけ。

 

野山でもぼとぼと落ちてくるので、あれが頭に当たったら死ぬなぁ〜とよく思う。←死にはしない


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個人的にとても疑問なのは。

クリのイガには基本的に3つの実がきちんと収まっている。

何故3つなのだろう?

とても不思議だ。

 

そしてイガイガした外見から想像もつかぬクリの実の可愛らしさ。

 

私はクリの実を眺めるのはとても好き。

 

だがしかし。

 

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いただくと少し困ってしまう。

クリは下処理も面倒な上に、正直なところ私はそんなに美味しいと思わない。

不味いとは思わないけれど。

 

好き好んでクリを食べたい!と思ったことは未だかつてない。

 

しかし、いただいたので仕方がない。

 

鬼皮を剥き、渋皮を剥き。


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甘露煮にしてみた。


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好きでもない甘露煮のためにクチナシの実を買いに行くのもなんだかと思ったので、クチナシ無し。

色が少し悪いが、まぁご勘弁を。

 

作ってみて、はたと。

 

あれ?甘露煮って私食べたことない。

 

正解がわからない。